談話室をはじめました
談話室
*コロナに関連して (2)留学生くんのこと 200607
「共同通信社から配信されたニュースの中に、武漢の中国人のことが出ていた」
「それが何か??」
「実は、その中国人、東大大学院時代の私の教え子、博士号を取った男です」
「ほー、それはそれは。で、?」
「何でも、武漢在住の日本人が帰国する際、自宅から飛行場へ行く交通手段が無くなっていたらしい。そこで、朱さん(その中国人留学生、いまは武漢在住)が市当局と何度も掛け合って専用バスをチャーターし、全員を無事飛行場へ運ぶことに成功した。」
「それは、素晴らしい。親日家として大きな尽力があったということね。」
「そうです。帰国できた多くの日本人から深く感謝されているようです。」
「その朱さん、今では日中をまたぐIT関連会社経営者になっていて、社員1300人のトップにいるということです。」
「まずは、良かった。留学で親日家になってくれたということだね。」
「そう思います。関連情報2件は下記URLを開いてください。」(M)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c787684840f25c8761e0df235b658c70c555a4
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/news/news_20200601-1.html
*コロナに関連して 200525
「マスクをしていれば2mの距離を空ける必要はないというウィルス研究者の発言をどう思いますか?」
「会話もせずに,咳が出ないならばマスクも不要ではないかと私は思う」
「コロナの問題でよく分かったことは,まだ十分研究ができていないということですかね」
「結局PCR検査も少ないまま収束してしまうのかね」
「もう一つ,social distanceは差別語のようですね.あの人とは社会的距離をとりなさいと
言われたら,そう思うよね.あえて使うならば,social disatancingだそうです.」
「もっと適切なのはphysical disatanceのよう」
「やたらに外国語が出てきましたね.どうして工程表と言わないでroad mapなのだろう」
「明治時代の人は日本語に訳す努力をし,その結果母語で高等教育まで完結できる世界でも
10カ国に満たない国になったのにね」(H)
*「談話室始めよう」
「いいね、どうぞお先に」
「コロナウイルスの影響で、人と会う機会が薄れている。コミュニケーションを回復しないと寂しい。」
「まあ、そうだね」
「土壌の物理性141号は面白かった。特に、吉田修一郎氏の巻頭言は、サイエンスの特性を身近な事例から深く考察していて、読みやすくて面白かった。中野恵子氏の“かくて乾田直播に取り組みぬ”も面白い読み物だった。」
「土壌の物理性143号の長谷川論文“古典を読むへの誘い”も秀逸だった。」
「同感です」
「そういえば、先日、MHK工房に久しぶりの相談メールが来た。負圧浸入計の理論式に関するもので、Woodingの式の説明を求められた。」
「何とか返信できて良かった。」
では、また(M)。