土に穴をあける
土に穴をあける
オーガーホール法で現場透水係数を測る(ゲルフパーミアメーターで透水係数を測る),土中にテンシオメーターを挿入する場合,土に穴をあける。オーガーやドリルを用いて穴をあけるときは壁面を捏ね返すことは避けられない。捏ね返しの影響が少ないと判断される土以外には透水試験にオーガーホール法は用いてはならない。
圧力センサーのついたテンシオメータでは水の出入りが非常に少ないので捏ね返しによる影響は考慮しなくても良い。代わりに素焼カップの大きさがオーガーであけた穴よりも大きい必要がある。そこで,素焼カップの長さ(約6cm)だけ短い穴をあけておき,素焼カップを土に押し込むようにするとカップと土との接触が良くなる。